電飾艤装中の画像です。(カーソルを画面に重ねると…)
本建造目的のひとつとなったものです。
迷いに迷った挙句一応の竣工とすることにしました。
最終段階の尾翼の形状でかなり悩みましたが、ジャンクパーツを流用、切り出して強引に取り付けました。
「まほろば」級は艦尾の噴射口は十字に組んだ四基と決めているため、かなり無理があります。
今回はこのノズルの中にLEDを仕込んで見ました。
実は「まほろば」竣工後に構想していたのですが、予算、技術、現物の問題で足踏みしていたのですが、
気がつけばみんな電飾化されまくりで、完成してみればえらくボロく見えてしまう始末。
何はともあれ竣工です。艤装の余地はまだありますが…。
左上が艦首に波動砲?発射口を仮付けした状態。作成方法で悩みましたが
エバーグリーンの一番薄い(0.25ミリ)で輪っかを4つ作ってさらにそれを束ねるように巻きつけて開口部分に押し込んでみたら何とかうまく表現できました。
左下が下部艦橋部分です。後ろ2基の高角砲台座部分をカットして使用します。
艦橋自体に厚みを持たせるため、1ミリのプラ板を至る所に挟み込み「まほろば」と若干違うようにしています。
「ほうらい(鳳萊)」(「まほろば」級2番艦)戦歴
(艦名には、健太郎様、Roma様、のご助力を戴きました。お礼申し上げます)
帝国海軍の影艦ともいえる「まほろば」の存在を知る者はかなり限られている。
が、 2番艦「ほうらい(鳳萊)」をも知っている者はいない。内地の者は「ほうらい(鳳萊)」はその存在自体を否定しており、表向きには「まほろば」級は「まほろば」1隻のみとされている。(これすらも軍事機密だが)
しかし「まほろば」を預かる「影司令部」としては「まほろば」1隻に依存するわけにいかず「まほろば」が不測の事態(行動不能等)に備えて独自の判断で「ほうらい(鳳萊)」の建造を決定した。「ほうらい(鳳萊)」は「まほろば」の影艦、すなわちいうなれば「蜃気楼戦艦」というべき戦艦だった。建造場所は某所にある「まほろば」の母港と推測される。
それ故にその建造は困難を極めたものの、1950年ごろには船体は完成し、竣工は1952年ごろと推測される。
「ほうらい(鳳萊)」と命名された理由は姿は見えど実態は見せず、幻の蓬萊が如く…、天翔ける鳳のようにとされている。「蜃気楼(しんきろう)」という名も候補に挙がったが諸般の理由で見送られている。
竣工後、数度にわたって目撃例が報告されているが幽霊船で片付けられているようだ。それもそのはず、「ほうらい(鳳萊)」と「まほろば」は相違点が乏しく接近を許したときも「まほろば」の改装型と誤認されたようだ。現時点では二隻が並んだ写真等は発見されておらず、詳しい資料は今もって不明である。
「まほろば」級は明らかなオーバーテクノロジーであり「超兵器」とも言える性能を有し世に出るにはあまりにも危険すぎるため、この2隻は今なお秘匿され続けている。「八洲」、「浅間」の両級の性能も「まほろば」級の技術が断片的に採用されているゆえである。
時は流れ、世代も移り変わり、超時空戦艦へと変貌した「まほろば」が姿を見せ始めたころ「ほうらい(鳳萊)」もまた超時空戦艦への改装を遂げている。それゆえか「まほろば」乗組員ですら「ほうらい(鳳萊)」と遭遇したとき時空のひずみで平行世界の「まほろば」と勘違いしたほどであった。一度だけ「まほろば」を救援するため出撃したが母港以外で「ほうらい(鳳萊)」と「まほろば」がそろったのがこのとき初めてであった。以外にも2隻が揃う事態は滅多に無かったのだ。
ここで20XX年現在の両艦の相違点をここに述べる
まほろば級比較 | ||
まほろば | ほうらい(鳳萊) | |
全長 | 378メートル | 380メートル |
全幅 | 58.8メートル | 61.8メートル |
基準排水量 | 168,500トン | 201,500トン |
速力 | 秘匿(推定値200ノット以上) | |
主砲51サンチ砲 | 70口径3連装5基15門 | 70口径3連装8基24門 |
副砲 | 70口径3連装2基6門 | 70口径3連装4基12門 |
高角砲 | 連装12基24門 | 連装16基32門 |
外見上の特徴 | 下部艦橋があり全周視界 | 艦底部にも武装 |
左側は、主砲の製作状況です。今回この主砲のために3隻が犠牲になりました。
オラ的には「主砲は60口径以下だと短砲身で見栄えが悪い」という理由で自作になりました。
真鍮製の50センチ砲の起用を一時考慮したのですが短砲身(オラ的には)なためあきらめることに。
緑色に見えるのは、マスキングゾルです。
自分の力では、複製は技術および資金力の問題でいっさいを行っておりません。
右側は、最後の最後まで頭を悩ませて(先送りにして)いた艦橋群です。特に側艦橋?は1から自作を考えていたのですが、
某プラモデルコーナーで偶然見つけたものがマッチしていたため、採用に至りました。「まほろば」では自作したものの、とても満足のいくモノではありませんでした。ただ、モールドがはっきりしすぎているためと浮いてしまわないか心配です。
左側が上部艦橋でおなじみの「大和」級ですが、肉厚処理と測距儀を付け替えて、なんとなく違いを出して見ました。写っている副砲等ですが、諸般の事情で取り外しができるようにしました。
右側は下部艦橋です。グレートヤマトを見る限り副砲は前後にあると判定し、
主砲3基副砲2基の設置に踏み切りました。
左側は接合段階の艦首部分です。主砲台座調整のため、主砲塔を置いて調整にかかります。
「まほろば」のときは台座が等間隔にならず、課題になっていたところです。このため第一砲台直後と舷側部分を切断し、3ミリ後退させました。後この部分の整合作業にひどく苦労しました。
右側は、その時の主砲塔です。風防部分は、マスキングゾルで作りました。
砲身部分は真鍮で自作をしましたが見事に大失敗。今後の換装を予想してフラパイプの組み合わせで何とかすることにしました。